日本のギャンブルとオンカジの比較

最終更新日: 2023年5月13日

日本で親しまれているギャンブル

日本で親しまれているギャンブルにはパチンコ・パチスロ、競馬やtotoなどがあります。これに加えて話題に上るのが賭け麻雀やオンカジ。これらのギャンブルゲームは違法なのか合法なのか？各ギャンブルの特徴とともに解説していきます。

日本はギャンブルに対する法律が厳しく、仲間うちでの簡単な賭け事も基本的には法律で禁止されています。しかし、そんな日本でも認められているギャンブルが存在し、全国的に運営されているのは周知の事実です。

そんな中、近年ネット界隈では、オンラインでプレイできるオンカジの人気が高まっています。日本のギャンブルと比べて、還元率が高く、高額の配当獲得が可能であるためギャンブラーの間で話題となっています。

この記事では、日本で遊べるギャンブルを紹介するとともに、最近人気のオンカジについても解説していきます。

日本で遊ぶことができる公営ギャンブル

公営ギャンブルや宝くじは国が正式に認めて運営しているギャンブルなのでもちろん合法。また、収益の一部は地方自治体の財源となったり、公営ギャンブルによる寄付も数多く存在します。

このような公共性から、公営ギャンブルは認められているのです。

• 競馬
• 競輪
• ボートレース
• オートレース
• 宝くじ
• スポーツ振興くじ「toto」

競馬やオートレースなどの公営ギャンブルの還元率は約75％程度。1億円勝ったとして、税金がかかるので実質手元に残る金額は60％程度です。宝くじ・スポーツくじに至っては還元率は50％以下。

公営ギャンブルは目的が公共機関や地方自治体の振興なので、ギャンブラーへの還元率は低くなっています。

遊戯場として見られるパチンコ・パチスロ

パチンコ・パチスロも立派なギャンブルではありますが、法律的には賭博として見られていません。パチンコ・パチスロは一般的な遊戯として認知されており、(限りなく黒の)三店方式によって出玉が換金されています。

パチンコ・パチスロはギャンブルとされないことから、全国に大型店舗が店を構え堂々と営業しているのです。

還元率は約80％～85％程度とされており、公営ギャンブルよりも良心的な数字です。

オンラインスロットについては、日本のサイトでは商品券などの景品をゲットできますが、直接換金する事はできません。

賭け麻雀や賭けゴルフなどは明確に違法

2020年5月に東京高検の黒川検事長が、仲間うちで賭け麻雀をしていたことが明るみなり世間をざわつかせました。

この賭け麻雀自体は娯楽の延長線上だったとのことから不起訴処分となりましたが、法律的には単純賭博罪が適用されてもおかしくありません。

このように、公営ギャンブルや宝くじ、遊技場以外でギャンブルとすることは法律的に違法となるのです。

人気急上昇のオンラインカジノ

ここ数年、海外のオンラインカジノで日本語対応するサイトが急増しています。それに伴い認知度も高まり、なかなか稼げなくなってしまったパチスロからオンカジに乗り換えるギャンブラーが増えています。

結論からいうと、日本国内から海外のオンカジサイトで遊ぶことはグレーゾーンです。海外で合法的に運営されているオンカジで遊ぶ事を明確に取り締まる法律は存在しないので、そもそも合法とも違法とも言えないというのが正式な答えとなります。

賭博法ができたのは、オンラインカジノが生まれるよりもずっと昔なので、このようなギャンブルが想定されていないのは当然でしょう。実際に、オンカジプレイヤーが逮捕された事件がありますが、最終的に不起訴となっています。

中には怪しいオンカジも存在するので、ライセンスの有無や運営企業の信頼性については確認するべきです。またオンラインカジノを店舗内で客に遊ばせる「インカジ」は違法ですので気を付けましょう。日本人に特に人気のあるおすすめオンカジはすべて運営国政府発行のライセンスを取得しています。

ちなみに、オンラインカジノの還元率は約90％～95％となっています。この数字はギャンブルで最も高還元だと言えます。